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    風俗越谷石橋貴明 ディズニーランド

    常連客はMライフルを構え、自分のたこつぼ壕から身を乗り出した。風俗 越谷のようなそして敵の狙撃兵を照準に捉えた。その兵士は常連客によく似ていた。着ている軍服こそちがえー軍服はカーキ色といわれているが、敵兵のそれは、常連客には汚れた黄色、グリフィス・スタジアムでいつも買うホットドッグにかける、あのマスタードの色にしか見え葱かつたー相手の兵士は常連客そのものといってもよかった。ちがいは軍服の色だけだ。思いのまま越谷などはその日もいつもと変わらぬ、ひどく蒸し暑い日だった。ヘルメットをかぶった頭から汗が滴り、目に泌みた。戦争映画は、前に何度か見たことがある。セントラル高校に通っていたころ、放課後、九番通りとK通りの角にあるくヒッポドローム〉で、館内の案内人の夜のお仕事をしていたときだ。第一次世界大戦を舞台にした、ほとんどは戦闘機の空中戦を描いた映画で、長いスカーフを首に巻き、エロール・プリンばりのひげを生やしたにこやかな戦闘機乗りと、地上でその帰還を、目に賞賛の輝きをたたえて待ち俺びている恋人が登場する。そんな映画を見ながら、常連客はいつも不思議でならなかった。彼らが撃墜した敵戦闘機の乗組員は、いったいどうなんだ?たまたま異なった戦闘服に身を包むことになっただけで、彼らだって笑うんじゃないのか?彼らにも待ってる恋人が、彼らを賞賛し愛してくれる恋人が、いるんじゃないのか?彼らが赤ん坊のころ、抱いてくれた母親がいたんじゃないのか?スローカムにも母親がいたことを、常連客は知っていた。スローカムはよくおふくろさんの話をし、いつもおふくろさんの手料理を自慢していた。あまりの自慢ぶりに、部隊のほかの兵士たちが畔易して逃げ出すほどだった。そのスローカムがいま、衛生兵に向かって大声で悪態をついている。しかし、やがてはそれも、置いてかないでくれ、という懇願に変わっていった。